吃音の私

前回の続きを書きます。

高校生活ですが、バイトもしてみましたがまず、人生はじめてのバイト面接。憧れの接客業は私にはできるはずもなく、厨房を選択しました。でも、面接でひどく吃音がでてしまい不採用。

本当はコンビニのレジが良かったから、面接は少し話せるようになっていたので、採用されましたが、実際お客さんの前になると、「何円です」が出てこない。言わないと、と焦れば焦るほど出てこない。

こんな状態で、店長に注意されて、自分が悔しさと情けなさで、結局辞めてしまい、長く続けられたことはありませんでした。

 

親に、小さい頃、なんで言葉が出ないかと聞いたとき、無知だったから仕方ありませんが、大人になったら治るからと言われ続けていました。

その言葉を信じてきたけど、成長すればするほど、どんどん悪くなっていく事に恐怖しかありませんでした。

ただ、場数を踏み、恥をかいても苦手な場面にでていけば治ると、自分に言い聞かせていました。

今思えばその行動で改善される人もいるかもしれないが、私の場合、吃音に支配されて、よりトラウマが強くなり、症状が悪化してしまったのだと思う。

次回は、進路選択について書きたいと思いますが。