吃音の私

次回の続きです。

高校生活が終わるにつれて、自分の進路について考えます。

私の高校は、就職と進学が半々位でしたが、バイトもできない私が就職なんてできるわけないと思っていました。

でも、やりたい事も見つからない。

私の親は、高校までしかお金は出さない。という考えだったので、進学するなら自分で返しなさいと言われていました。

姉は、その言葉通り、4年生の大学に奨学金を借りて、高校、大学とバイトも続けていました。

私とは違ってしっかりしていて、姉に対して、常に劣等感をもっていました。

姉妹なのに私だけが吃音をもっている。姉がいつも計画通りに進めていることに羨ましさと妬みみたいのがあって、仲の良い姉妹ではなかったと思います。

親、姉妹平等にという考えが強かったから、姉にできて私が出来ないという特別な考えはありませはんでした。

吃音者はすごく理解されない障害だと思います。普通に話せる時もあるから、わざとやってるのではないかと思われてしまったり、人に話してもわかってもらえないという思いから、自分自身で深い悩みに落ちてしまうのです。

進路について書こうと思っていましたが、また次回にします。