吃音の私

はじめて、お知らせの吹き出しが、赤くなっていて誰かが読んでいてくれているのだと思うとまた、幸せな気持ちになりました。ありがとうございます!

暗い話ばかりで、気持ちを害されるかもしれませんが、今、悩みを抱えてる人がいましたら、私よりはマシかな。なんて思って、少しでも元気がでればうれしいです。

 

この前の続きの高校後の進路について書きます。

色々悩んだ結果、勉強も運動も特ににできる方ではなかったので、一番授業料がかからない保育士になる為の学校に入る事にしました。

しかし、吃音者の私には無謀な挑戦でしたが、あのころは、練習をすれば話せるようになると思っていました。

現実、学校は地獄でした。

吃音の症状はさらに悪化をしてしまい、精神的にボロボロになってしまいました。

何度も学校を辞めようかと思いましたが、何も出来ない私が学校を辞めてしまったらどうやって生きていくのかと考えると怖くて、耐えるしかなかったです。

今思えば、できない事にこだわって吃音を直したいという気持ちと、話せる人にあこがれて執着しすぎていたと思います。

もっとあのとき、少しでも自分が楽な道を選んでいたら、でもあの頃は、逃げてはいけない。と考えていたし、他に道もなかった。

今なら、様々な情報もあるし、生き方もあると思います。

出来ない事を伸ばすよりも少しでも出来そうなものを伸ばしていく。という考え方があってもいいのでは。と思います。

私には出来なかったけど、子どもには、そういう気持ちで育てています。

勉強や運動の事よりも、学校に行っているだけで、頑張ってるね。と褒めてしまいます。最近は子どもが、なんで学校に行ってるだけなのに褒められるのかわからず困惑しています・・・

甘い親ですね。究極に言うと生きていてくれるだけで、幸せなんですよね。