働くという事

一日中家にいると、働かないといけない焦りはあるけどどうしても一歩が出ない。コロナの自粛生活は、苦手な人間関係がなくなり、また、元々マスクをしていることで安心していたから、むしろ生きやすい感じがしていた。(こんな事言ったらいけないことだけど。)今までは、仕事に行くだけで、ドキドキしたり、寝れなかったり、頭痛がひどかったから。お金の不安はあるけど、私にとって、すごく楽になった。だから余計にあの日常に戻れなくなってしまったのだと思う。

働くということは、重い鎧を身にまとって毎日戦争にでも行く感じ。大げさと思うけど、自粛生活をして気づいてしまった気がする。

これからの人生、生きる為に働かないといけないとわかっているけど、こんなにも苦しいなら、コロナがきっかけで何かを変えられるチャンスを与えられたのかなぁ。

何もできない、私にできることはないと諦めて生きてきたけど。違う何かしたい。と最近少し思ってしまう。

振り返れば、転職回数は数多いが、働かない期間ができると不安で押しつぶされてしまうから、すぐ探していた。そんなことから同じ失敗を数えきれないほど繰り返してきた。

仕事から逃げたくて結婚したけど、自分の抱えてる悩みも話せない人と結婚したから、子供ができて自分の事だけで精一杯に生きてきた私は、余裕がなくなりまた逃げた。

まともに働けないのに、苦しくて苦しくて離婚した。

神様はなんで、一人で生きていくのにも大変な私に子供を授けたのかと思ったけど、きっと私は、この子がいなかったら生きてる意味など探せないと思ったと思う。

だから今、何かを考えさせられてる気がしてしまう。